サービス連携(SharePoint)
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サービス連携(SharePoint)

「サービス連携」から各社サービスとデータ連携の設定をします。

連携準備:連携ファイルを所定の場所に格納

📌

サービス連携を利用していただくにあたり、ファイルをコミュニケーションサイトのルートレベルのドキュメントライブラリに置いていただく必要がございます。

URL(ルートドキュメント)

https://{テナント名}.sharepoint.com/Shared%20Documents/Forms/AllItems.aspx

※チームサイトのデータは連携できません。

連携準備:Service Key Authenticationの認証情報を取得

📌

Service Key Authentication(クライアントID, クライアントシークレット, テナントID)の認証情報を取得するには、Azure管理者アカウントでの実行が必要です。

  1. Azure Portalにログインします
  2. 「ビュー」を押下
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  1. 概要>追加>アプリ登録
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  1. アプリケーションを登録する
    1. 名前:任意の名称
    2. サポートされているアカウントの種類:この組織ディレクトリのみに含まれるアカウント (既定のディレクトリ のみ - シングル テナント)
    3. 「登録」を押下
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  1. 下記のIDをそれぞれコピーする
    1. アプリケーション(クライアント)ID
    2. ディレクトリ(テナント)ID
  2. 「証明書またはシークレットの追加」を選択
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  1. 「新しいクライアントシークレット」を選択
    1. 説明:任意の説明
    2. 有効期限を入力:365日(12か月)推奨
    3. 「追加」を押下
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  1. クライアントシークレット>「値」をコピーします
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  1. API のアクセス許可を追加します

 ①「API のアクセス許可」を選択

 ② Microsoft Graphを押下

 ③「アプリケーションの許可」を選択

 ④ 検索窓にFiles.Read.Allと入力

 ⑤「Files.Read.All」のチェックボックスを選択

 ⑥「アクセス許可の更新」を押下

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  1. 「設定のディレクトリに管理者の同意を与える」のチェックを押下する
  2. 確認を与えるボタンを押下した後に出てきたポップアップで「はい」を押下して処理を完了させます。

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  1. 下記の画面のように表示されたら完了です
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サービス連携

「サービス連携」から各社サービスとデータ連携の設定をします。

  1. srushの管理画面へログインします。
  2. データシート > サービス連携 > 連携したいサービス名を検索 > 押下
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  1. 接続名
  2. 任意のお好きなものを入力してください。

    ⚠️

    貴社の環境内でユニーク名称となるように入力してください

    ※異なるサービス連携であっても同一の接続名は設定できません

  3. 認証情報
  4. 「Service Key Authentication」を選択

  5. クライアントID
  6. 下記で取得した「クライアントID」を入力

    クライアントID

  7. テナントID
  8. 下記で取得した「テナントID」を入力

    テナントID

  9. クライアントシークレット
  10. 下記で取得した「クライアントシークレットの値」を入力

    クライアントシークレット

  11. User Principal Name
    • 認証に使うユーザーのメールアドレスを入力
  12. オブジェクト一覧
  13. 連携シート(オブジェクト)の設定をします。

    設定方法は以下をご確認ください。 🔗サービス連携(SharePoint) - サービス連携:オブジェクト一覧の設定

  • 任意の設定項目
    • 開始日
    • いつのデータから取得するか、日付を指定できます。何も入力しない場合は全期間で取得します。

    • Search Scope(必須)
      • 「ACCESIBLE DRIVES」を選択してください。
    • Folder Path (Optional)
      • デフォルト「.」のままでお願いします。

サービス連携:オブジェクト一覧の設定

  1. 名前
  2. 任意のお好きなものを入力してください。

  3. フォーマット
  4. 連携対象のファイルの形式はCSV Format を選択します。

  5. ヘッダーの定義
  6. 2でCSV Format を選択した場合自動で From CSV が割り当てられます。

    ※ From CSVはCSV中のヘッダーからヘッダーを定義する方法です

  1. 任意の設定項目(上部)
  2. 💡

    通常、「任意の設定項目(上部)」の項目はデフォルトから変更する必要はございません。 デフォルトの設定でうまく連携出来ない場合にご設定ください。

任意の設定項目(上部)
  1. 任意の設定項目(パスパターン) ※必須※
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      パスパターンをデフォルトから変更し入力した場合は、入力後Enterキーを押下し設定を完了させてください

      💡

      SharePointの接続の際は必ず「**/」がパスの先頭に必要です。

      理由

      パスパターンの設定

    2. rootのフォルダ以下、全てのファイルを指定する場合 **(デフォルト)
    3. ファイル名の接頭辞を指定する場合 **/ファイル名*.csv (推奨)
    4. ファイル名を指定する場合 **/ファイル名.csv (推奨)
    5. 💡

      デフォルト**の場合、rootフォルダ以下全てのCSVファイルがUNIONされた形で一つのデータシートに連携されます。この場合、差分更新は不可となります。

      ファイル名の接頭辞およびファイル名を指定する場合は連携対象ファイルに関してOne Drive内で一意のファイル名をつけていただく必要がございます。この場合、差分更新が可能となります。

      ※追加したオブジェクトごとにパスパターンの設定が可能です。

      パスパターンの例

サービス連携:オブジェクト選択

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  1. どのオブジェクトをSrushに連携するかを選択します。
  2. ※データ量に応じて取得時間も増えますので、必要なオブジェクトのみに絞り込んでいただくのがおすすめです。

  3. データ同期方式
    1. データ同期方式を選択してください。

      通常はデータ転送量の少ない 差分同期 を 推奨します。 差分同期 で問題がある場合は 全データ同期 をご選択ください。

      💡

      UNIONした形で単一のデータシートに複数のファイルを連携する場合(パスパターンでデフォルト)は全データ同期のみ選択可能となります。

      データ同期方式の設定項目

    2. 全データ同期(特になし)
    3. 差分同期
      1. 更新キー
      2. _ab_source_file_last_modified のみ選択可能です。

      3. 一意キー
      4. データシート内でいずれの行に対しても一意のユニークな列名(IDなど)を選択してください。

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