「サービス連携」から各社サービスとデータ連携の設定をします。
連携準備:Service Key Authenticationの認証情報を取得
Service Key Authentication(クライアントID, クライアントシークレット, テナントID)の認証情報を取得するには、Azure管理者アカウントでの実行が必要です。
- Azure Portalにログインします
- 「ビュー」を押下
- 概要>追加>アプリ登録
- アプリケーションを登録する
- 名前:任意の名称
- サポートされているアカウントの種類:この組織ディレクトリのみに含まれるアカウント (既定のディレクトリ のみ - シングル テナント)
- 「登録」を押下
- 下記のIDをそれぞれコピーする
- アプリケーション(クライアント)ID
- ディレクトリ(テナント)ID
- 「証明書またはシークレットの追加」を選択
- 「新しいクライアントシークレット」を選択
- 説明:任意の説明
- 有効期限を入力:365日(12か月)推奨
- 「追加」を押下
- クライアントシークレット>「値」をコピーします
- API のアクセス許可を追加します
①「API のアクセス許可」を選択
② Microsoft Graphを押下
③「アプリケーションの許可」を選択
④ 検索窓にFiles.Read.All
と入力
⑤「Files.Read.All
」のチェックボックスを選択
⑥「アクセス許可の更新」を押下
- 「設定のディレクトリに管理者の同意を与える」のチェックを押下する
確認を与えるボタンを押下した後に出てきたポップアップで「はい」を押下して処理を完了させます。
- 下記の画面のように表示されたら完了です
サービス連携:接続設定
- srushの管理画面へログインします。
- データシート > サービス連携 > 連携したいサービス名を検索 > 押下
- 接続名
- 認証情報
- クライアントID
- テナントID
- クライアントシークレットID
- User Principal Name
- 認証に使うユーザーのメールアドレスの「,(カンマ)」「.(ピリオド・ドット)」「 (スペース)」「@(アット)」を全て「_(アンダーバー)」に変更した形で入力します。
- 例:XXX@srush.co.jp → XXX_srush_co_jp
- 参照:MachelleTranMSFT View the list of OneDrive URLs for users in your organization - SharePoint in Microsoft 365
- オブジェクト一覧
- 任意の設定項目
任意のお好きなものを入力してください。
「Service Key Authentication」を選択
下記で取得した「クライアントID」を入力
下記で取得した「テナントID」を入力
下記で取得した「クライアントシークレットIDの値」を入力
後述するサービス連携(GoogleDrive) - サービス連携:オブジェクト一覧の設定 をご参照ください。
Folder Path (Optional)はデフォルトで「.」が設定されていますが、「」空欄にします。
サービス連携:オブジェクト一覧の設定
- 名前
- フォーマット
- ヘッダーの定義
任意のお好きなものを入力してください。
連携対象のファイルの形式を選択してください。
ここでは CSV Format
を選択した場合を例に説明します。
CSVのヘッダー(カラム名)の定義方法を選択します。 From CSV
を選択してください。
※ From CSVはCSV中のヘッダーからヘッダーを定義する方法です
サービス連携:オブジェクト選択
- どのオブジェクトをSrushに連携するかを選択します。
- データ同期方式
- 全データ同期
- 差分同期
- 更新キー
- 一意キー
※データ量に応じて取得時間も増えますので、必要なオブジェクトのみに絞り込んでいただくのがおすすめです。
データ同期方式を選択してください。
通常はデータ転送量の少ない 差分同期
を 推奨します。 差分同期
で問題がある場合は 全データ同期
をご選択ください。
_ab_source_file_last_modified
のみ選択可能です。
ユニークな列名(IDなど)を選択してください。