連携準備
- Amazonセラーセントラルの大口出品アカウントを保有していること
- 小口出品(個人)ではAPIの利用が制限されるため、大口出品の契約が必要です。
- Amazon開発者アカウントの登録が完了していること
- セラーセントラル内で「開発者プロフィール」を作成しておく必要があります。参考:
Selling Partner API SP-API Registration Overview
- Amazon Seller Partner API 用のアプリケーションを登録していること
- アプリケーションを登録し、Client ID / Client Secret / App IDを発行済みである必要があります。
- OAuth認証フローを通じて、リフレッシュトークンを取得できる状態であること
- セラーアカウントとして、自分自身のアプリに対して**アクセス許可(認証)を与える必要があります。
サービス連携
「サービス連携」から各社サービスとデータ連携の設定をします。
- srushの管理画面へログインします。
- データシート > サービス連携 > 連携したいサービス名を検索 > 押下
サービス連携:接続設定
- 接続名
- AWS Environment
- Region
- AWS Seller Partner Account Type
- LWA Client ID
- LWA Client Secret
- リフレッシュトークン
任意のお好きなものを入力してください
貴社の環境内でユニーク名称となるように入力してください
※異なるサービス連携であっても同一の接続名は設定できません
PRODUCTION
を選択(通常はこちら)
接続するマーケットプレイスの地域を入力してください。
例:日本:JP
、アメリカ:US
アカウントの種類を選択してください。
通常は Seller
を選択
Amazonアプリ認証用のクライアントIDを入力してください。
セラーセントラルの「アプリケーション登録」で取得してください。
LWA Client IDとペアのクライアントシークレットを入力してください。
同じく「アプリケーション登録」時に取得してください。
OAuth認証後に取得できるトークンを入力してください。
認証URLからAmazonログイン→承認後に取得が可能です。
リフレッシュトークンの取得方法
任意の設定項目
サービス連携:任意の設定項目
🏷 項目名 | 💬 説明 | 🛠 入力方法・例 |
App ID | AmazonアプリケーションのID | セラーセントラルでアプリ登録した際のApp ID(開発者ID)を入力(※LWA Client ID とは別です)例: amzn1.sellerapps.XXXXXXXX |
Start Date | データ取得の開始日(UTC)これより前のデータは同期対象外 | ※英国標準時で設定するため、日本時間の(JST)から9時間引いた値で設定お願いいたします。
形式: YYYY-MM-DDTHH:MM:SSZ 例:2024-01-01T00:00:00Z |
終了日(End Date) | データ取得の終了日(UTC)これより後のデータは同期対象外 | ※英国標準時で設定するため、日本時間の(JST)から9時間引いた値で設定お願いいたします。
通常は未入力でOK(常に最新まで取得したい場合) |
Period In Days | フル同期時のスライス単位(日数)大量データの分割処理用 | デフォルトの 90 のままで問題なし。必要に応じて短くすると同期が細かく分割され、負荷が下がります(例:30) |
Report Options | 特定のレポート取得用の追加パラメータ(上級者向け) | 通常は未入力でOK。特定の条件でレポートを絞り込みたい場合に利用します。 |
Wait between requests... | レポート同期時のリクエスト間隔にウェイトを入れるかどうか | チェックを入れると、Amazon API制限回避のために自動で待機時間が挿入されます。アクセス制限(Fatal error)を回避したい場合に有効です。 |
Report Optionsとは
Amazonの各種レポートを取得する際に、追加の設定を行うための項目です。
指定しなくても基本的な取得は可能ですが、一部のレポートではこの設定が必須になります。
参考:Selling Partner API Report Type Values
特定のレポートで必要な設定や制限
以下のストリーム(レポートの種類)では、データ取得の対象期間(Period In Days
)に制限があります。
ストリーム名 | 最大期間(Period In Days) |
GET_FLAT_FILE_ALL_ORDERS_DATA_BY_ORDER_DATE_GENERAL | 最大30日 |
GET_AMAZON_FULFILLED_SHIPMENTS_DATA_GENERAL | 最大30日 |
GET_FLAT_FILE_RETURNS_DATA_BY_RETURN_DATE | 最大60日 |
※これらの制限を超えた日数を設定した場合、自動的に上限値に調整されます。
※何も指定しない場合は、デフォルトで365日が設定されます。
サービス連携:オブジェクト選択
どのオブジェクトをSrushに連携するかを選択します。
データ量に応じて取得時間も増えますので、必要なオブジェクトのみに絞り込んでいただくのがおすすめです。