カスタムレポートとは?
標準オブジェクトだけでは出力できないディメンションなどは、接続設定画面でカスタムレポートを使うことで出力できます。
カスタムレポートの形式
JSON(じぇいそん)という形式と、配列(はいれつ)という形式を組み合わせたものを使います。
JSON
配列
カスタムレポート
配列の中にJSONがあり、JSON中に配列がある、という構図になります。
配列には複数の値を入れることができます。
- name:オブジェクト名になる部分です。任意の文字列を設定できます。
- dimensions:出力したいディメンションを設定します。
- metrics:出力したい指標を設定します。
‣
ディメンションと指標(metrics)
GA4のディメンションと指標を探すのには、Googleが用意したツールを使うのがおすすめです。
※GA4のレポートで組み合わせ可能なディメンションと指標を使ってください。
参考:ディメンションと指標の日本語概要
Googleのツールは英語のため、参考情報をご用意しています。
※ 最新情報とは限りません。あくまで参考としてご利用ください。
サンプル
デフォルトチャネルグループごとのセッション数、CV
[
{
"name": "dcg_session",
"dimensions": [
"date",
"sessionDefaultChannelGroup"
],
"metrics": [
"sessions",
"conversions"
]
}
]
デフォルトチャネルグループごとのユーザー数、CV
[
{
"name": "dcg_user",
"dimensions": [
"date",
"firstUserDefaultChannelGroup",
"newVsReturning"
],
"metrics": [
"activeUsers",
"conversions"
]
}
]
ページごとのセッション、AU、直帰数、ページビュー数、CV
[
{
"name": "page",
"dimensions": [
"date",
"pagePath"
],
"metrics": [
"sessions",
"activeUsers",
"bounceRate",
"screenPageViews",
"conversions"
]
}
]
複数のカスタムレポートを1つにまとめる
上記の3つのサンプルを1つにまとめると以下のようになります。
[
{
"name": "dcg_session",
"dimensions": [
"date",
"sessionDefaultChannelGroup"
],
"metrics": [
"sessions",
"conversions"
]
},
{
"name": "dcg_user",
"dimensions": [
"date",
"firstUserDefaultChannelGroup",
"newVsReturning"
],
"metrics": [
"activeUsers",
"conversions"
]
},
{
"name": "page",
"dimensions": [
"date",
"pagePath"
],
"metrics": [
"sessions",
"activeUsers",
"bounceRate",
"screenPageViews",
"conversions"
]
}
]
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