条件
関数 | 用途 | 構文 | サンプル | 説明 |
coalesce | 統合 | coalesce(列A, 列B, 列C, ...) | coalesce({取引先 業種}, {リード 業種}) | 列Aが空白でなければ列Aを入れ、列Aが空白で列Bが空白でなければ列Bを入れ、列Aも列Bも空白で列Cが空白でなければ列Cを入れ…という具合に、指定した列を順番にみて空白でなければその値を入れます。指定した列がすべて空白だったら空白になります。 |
iff | 条件 | iff(条件式, Trueの場合の式, Falseの場合の式) | iff({フェーズ} == "受注", {受注金額}, {金額}) | 「条件式」を満たしている場合には「Trueの場合の式」を、条件式を満たしていない場合には「Falseの場合の式」を入れます。 |
not_ | 否定 | not_(列) | not_({受注}) | 指定した列の値が「true」「false」のみ、あるいは「1」「0」のみとなっていて真か偽かを表している場合に、その逆の値を入れます。 |
文字
関数 | 用途 | 構文 | サンプル | 説明 |
concat | 文字の結合 | concat(列A, 列B, 列C, ...) | concat({姓}, {名}) | 指定した列の文字を連結します。いずれかの列が空白の場合、空白になります。 |
concat_ws | 文字の結合 | concat_ws(区切り文字, 列B, 列C, ...) | concat_ws(",", {姓}, {名}) | 指定した列の文字を「区切り文字」を入れて連結します。いずれかの列が空白の場合、空白になります。 |
contains | 文字を含む | contains(列, 文字) | contains({会社名}, "Srush") | 指定した文字を含んでいる場合に「true」を、含んでいなければ「false」を入れます。 |
json_extract_path_text | JSON文字抽出 | json_extract_path_text(列, 文字) | json_extract_path_text({住所}, "都道府県") | 指定した列にJSON形式の値が入っていれば、そのJSON内で「文字」に対応した値を入れます。 |
length | 文字の長さ | length(列) | length({姓}) | 指定した列の文字の長さを入れます。 |
lower | 小文字に変換 | lower(列) | lower({会社名}) | 指定した列の文字を小文字に変換します。 |
ltrim | 文字を先頭から削除 | ltrim(列, 文字) | ltrim({会社名}, "Srush") | 指定した列の先頭から、「文字」(空白を含む)を削除します。 |
regexp_count | 文字を正規表現でカウント | regexp_count(列, 文字A, 数字A, 数字B, 文字B) | regexp_count({会社名}, "Srush") | 指定した列を検索して「文字A」が発生する回数を入れます。「文字A」には正規表現が利用できます。「数字A」は何番目の文字から検索を開始するか、「文字B」は検索時のオプションとして以下の値を指定できます。
「c」大文字と小文字を区別
「i」大文字と小文字を区別しない
「m」複数行モード
「e」サブマッチを抽出
「s」ワイルドカード文字(.)を利用 |
regexp_replace | 文字を正規表現で置換 | regexp_replace(列, 文字A, 文字B, 数字A, 数字B, 文字C) | regexp_replace({会社名}, "Srush", "") | 指定した列の「文字A」を「文字B」で置き換えます。「文字A」には正規表現を利用できます。「文字B」が空欄の場合は「文字A」が削除されます。「数字A」は何番目の文字から検索を開始するか、「文字C」は検索時のオプションとして以下の値を指定できます。
「c」大文字と小文字を区別
「i」大文字と小文字を区別しない
「m」複数行モード
「e」サブマッチを抽出
「s」ワイルドカード文字(.)を利用 |
regexp_extract | 文字を正規表現で抽出 | regexp_extract(列, 文字A, グループ番号) | regexp_extract({文字列}, "(\d+)", 1) | 指定された列から、正規表現によってマッチした特定のグループを抽出します。正規表現がマッチしなかった場合、または指定されたグループがマッチしなかった場合、空の文字列が返されます。
※指定する列の型は文字列である必要があります。 |
replace | 文字を置換 | replace(列, 文字A, 文字B) | replace({会社名}, "株式会社", "(株)") | 指定した列の「文字A」を「文字B」で置き換えます。 |
rtrim | 文字を末尾から削除 | rtrim(列, 文字) | rtrim({金額}, "0.") | 指定した列から「文字」(空白含む)を末尾から削除します。 |
split | 文字を分割 | split(列, 文字) | split({会社名}, ",") | 指定した「文字」で列の値を分割し、分割した結果を配列形式にします。 |
to_char | 文字型に変換 | to_char(列) | to_char({金額}) | 指定した列のデータ型を文字列にします。 |
to_date | 日付型に変換 | to_date(列, 日付フォーマット) | to_date({受注日}, "YYYY/MM/DD") | 指定した列のデータ型を「日付フォーマット」に従って日付列にします。
「日付フォーマット」は任意に変更することもできます。 |
to_timestamp | タイムスタンプ型に変換 | to_timestamp(列, 日付フォーマット) | to_timestamp({受注日}, "YYYY/MM/DD HH24:MI:SS") | 指定した列のデータ型を「日付フォーマット」に従って日付(タイムスタンプ)型にします。 |
translate | 文字を翻訳 | translate(列, 文字A, 文字B) | translate({会社名}, "XYZ&", "cef") | 指定された列で「文字A」の1文字目を「文字B」の1文字目で、「文字A」の2文字目を「文字B」の2文字目で、「文字A」の3文字目を「文字B」の3文字目で…置き換えます。対応する「文字B」がなかった場合、その文字は削除されます。よって、「文字B」は文字Aより短い必要があります。 |
trim | 文字を削除 | trim(列, 文字) | trim({会社名}, " ") | 指定した列から先頭と末尾にある「文字」を削除します。 |
upper | 大文字に変換 | upper(列) | upper({会社名}) | 指定した列の文字を大文字にします。 |
startswith | 先頭文字列の一致 | startswith(列, 文字列) | startswith({会社名}, "株式会社") | 指定した列の先頭に「文字列」があれば「true」、なければ「false」を入れます。 |
substr | 一部の文字列の抽出 | substr(列, 位置, 長さ) | substr({商品名}, "1", “4”) | 指定した列で、「位置」番目から「長さ」分の文字を抽出します。「substr({商品名}, "1", “4”)」だと、「商品名」の先頭から4文字を抜き出します。 |
cast | データ型を変換 | cast(列, データ型) | cast({日付}, 'date') | 指定した列のデータ型を、指定した型へ変換します。
使えるデータ型は、
int(整数)
float(小数点以下を含む数字)
date(日付)
timestamp(日時)
などがあります。 |
try_cast | データ型を変換 | try_cast(列, データ型) | try_cast({日付}, 'date') | エラーを無視してデータ型を指定した型へ変換を試みます。
使えるデータ型は、
int(整数)
float(小数点以下を含む数字)
date(日付)
timestamp(日時)
などがあります。 |
日付
関数 | 用途 | 構文 | サンプル | 説明 |
add_months | 月の加算/減算 | add_months(列, 月数) | add_months({作成日}, 3) | 指定した列に「月数」を加算または減算します。 |
current_date | 現在の日付 | current_date() | current_date() | 現在の日付を入れます。 |
current_timestamp | 現在の日時 | current_timestamp() | current_timestamp() | 現在の日時を入れます。 |
date_trunc | 日付の切り捨て | date_trunc(単位, 列) | date_trunc("month", {作成日}) | 指定した日付型の列を、指定した単位で切り捨てます。単位は以下を指定できます。
year
quarter
month
day
week |
datediff | 日付差分 | datediff(単位, 列A, 列B) | datediff("day", {受注日}, {作成日}) | 「列B - 列A」を計算し、指定した単位でその差分を入れます。単位は以下を指定できます。
year
quarter
month
day
week |
dayofmonth | 月の日付 | dayofmonth(列) | dayofmonth({作成日}) | 指定した日付型の列の日部の数字を入れます。 |
dayofweek | 週の日付 | dayofweek(列) | dayofweek({作成日}) | 指定した日付型の列の曜日番号を入れます。
日曜:0
月曜:1
火曜:2
水曜:3
木曜:4
金曜:5
土曜:6 |
hour | 時間の抽出 | hour(列) | hour({作成日}) | 指定した日付型の列の時間を入れます。 |
minute | 分の抽出 | minute(列) | minute({作成日}) | 指定した日付型の列の分を入れます。 |
month | 月の抽出 | month(列) | month({作成日}) | 指定した日付型の列の月を入れます。 |
second | 秒の抽出 | second(列) | second({作成日}) | 指定した日付型の列の秒を入れます。 |
year | 年の抽出 | year(列) | year({作成日}) | 指定した日付型の列の年を入れます。 |
dateadd | 日時の追加 | dateadd(単位, 値または列, 列) | dateadd('day', 1, {作成日}) | 指定した列に、「値または列」で指定した分だけの日時を加算もしくは減算します。
「単位」は以下を指定できます。
year
month
day
week
hour
minute
second |