- ■ 連携データ編集
- 取得内容の変更
- データの手動更新
- データの複製
- データの削除
- ■ シート編集
- ● 列を編集
- 必要な列だけ残す(不要な列を消す)
- 列の名前を変える
- 列の順番を変える
- データ型を自動で変換する
- ● 絞り込み
- 例:任意の値と等しいものだけ絞り込み
- 例:複数条件(「かつ」)で絞り込み
- 例:複数条件(「または」)で絞り込み
- 補足:データ型によって変わる絞り込み条件
- ● 結合
- 横に結合(Left Join)
- 縦に結合(Union)
- ● 集計
- 例:ある列の特定の値が何件あるのか数えたい
- 補足:集計方法はカスタマイズ可能
- ● 列を追加
- 画面構成
- 加減乗除の計算
- 【条件:coalesce】列Aの値をとってくる。列Aが空白だったら列Bの値をとってくる
- 【条件:iff】もし◯◯だったら△△、◯◯でなければ□□する
- 【条件:not】true/falseを逆にする
- 【文字:concat】文字列Aの値と文字列Bの値を結合する
- 【文字:contains】指定した文字列を含んでいるかを判別
- 【文字:replace】文字を置換する
- 【文字:trim】先頭と末尾に入っている文字を削除する
- 【日付:year, month】日付を年や月の部分だけにする
- ● ピボット
- 例:任意の担当者ごとの売上を集計する
- ● 並び替え
- ● グラフ
- グラフ生成
- グラフ画像のダウンロード
- ● SQL編集
■ 連携データ編集
取得内容の変更
削除したいサービスの「︙」から「設定」を選択してください。
接続設定画面が開き、取得するオブジェクトなどが再設定できます。
データの手動更新
削除したいサービスの「︙」から「更新」を選択してください。
更新するデータ量によって一定の時間がかかります。画面を再読み込みしてアイコン横に緑のチェックマークがつくまでお待ちください。
データの複製
削除したいサービスの「︙」から「複製」を選択してください。
その後画面を再読み込みしてアイコン横に緑のチェックマークがつくまでお待ちください。
データの削除
削除したいサービスの「︙」から「削除」を選択してください。
※一度削除すると復旧できませんのでご注意ください。
■ シート編集
- データベースアイコン
- シートアイコン
- 末尾に「_SCD」がつくシート
- 連携シート
- 加工シート
接続設定画面で指定した抽出対象のオブジェクトのシートであることを表すアイコンです。
抽出対象のオブジェクトのデータをより扱いやすくするために生成されたシートであることを表すアイコンです。
オブジェクトを抽出したときに生成されたシートです。実質的に中身はデータベースアイコンのシートと変わらないため無視して問題ありません。
サービス連携によって生成された生データのシートです。
編集機能でなんらかの変更が加えられているシートです。
● 列を編集
- 必要な列だけ残す(不要な列を消す)
- 列の名前を変える
- 列の順番を変える
- データ型を自動で変換する
必要な列だけ残す(不要な列を消す)
各列名の右側にある目玉マークをクリックすると、表示/非表示が切り替わります。
列が多いときには、検索欄を使って対象の列をすぐに探すことができます。
アルファベットの大文字小文字は区別されるのでご注意ください。
列の名前を変える
「選択済みの列」は、好きな名前に変更できます。
列の順番を変える
ドラッグして順番を入れ替えることもできます。
一番上に並んだものから、適用後に左から順番に並びます。
データ型を自動で変換する
チェックを入れて「適用」することでシステムが自動判断してデータ型を変更します。
● 絞り込み
- 特定の列において、任意の値や条件に合致する行のみにデータを絞り込む
※ Excelのフィルターと同様
例:任意の値と等しいものだけ絞り込み
たとえば「商談フェーズ」が「商談フェーズ3」のものだけで絞り込みたいときは
- 列に「商談フェーズ」を選択
- 条件に「次を等しい」を選択
- 値に「商談フェーズ3」を入力
で絞り込めます。
例:複数条件(「かつ」)で絞り込み
複数条件を組み合わせることもできます。
たとえば「商談フェーズ」が「商談フェーズ3」でかつ「流入元」が「google」だけにしたいときは
- 列に「商談フェーズ」を選択
- 条件に「次を等しい」を選択
- 値に「商談フェーズ3」を入力
- 「条件を追加」して「かつ」を選択
- 列に「流入元」を選択
- 条件に「次を等しい」を選択
- 値に「google」を入力
で絞り込めます。
例:複数条件(「または」)で絞り込み
「かつ」ではなく「または」にしたときはどちらの条件にも当てはまるレコードを絞り込みます。
たとえば、「商談フェーズ」が「商談フェーズ1」と「商談フェーズ3」だけにしたいときは
- 列に「商談フェーズ」を選択
- 条件に「次を等しい」を選択
- 値に「商談フェーズ1」を入力
- 「条件を追加」して「または」を選択
- 列に「商談フェーズ」を選択
- 条件に「次を等しい」を選択
- 値に「商談フェーズ3」を入力
で絞り込めます。
補足:データ型によって変わる絞り込み条件
条件は選択した列のデータ型により変わります。
日付の列を選択すると「以降」や「以前」などが選択できるので、「2022年6〜12月に作成された商談のみ」などの絞り込みができます。
● 結合
- シートAとシートBを横に並べてくっつける(横に結合)
- シートAとシートBを縦に並べてくっつける(縦に結合)
※ シートAとシートBで共通する列が必要
※ 列の名前、順番、データ型をそろえる必要あり
横に結合(Left Join)
1つ以上の列を共通項として、別のシートを結合できます。
たとえば今のシートにある列「COMPANY」が、シート「test」にある列「NAME」と同じ会社名を扱っている場合には動画の手順で結合できます。
結合後は、「test」のすべての列が右側に追加される形になります。
縦に結合(Union)
列とデータ型がまったく同じシート同士の場合は、縦に結合することができます。
動画ではまったく同じ列とデータ型をもつシート「商談A」と「商談B」を縦に結合しています。
結合後は、もともと開いていたシート「商談A」の下(25行目以降)に、結合したシート「商談B」のすべてのレコードが追加される形になります。
● 集計
- 指定した列の値ごとに、他の列の値を集計(カウント、合計など)する
例:ある列の特定の値が何件あるのか数えたい
たとえば、以下のような値が入る列「STAGENAME」があり、各商談フェーズごとの件数を出したい場合はグループ対象の列に「STAGENAME」を指定します。
- 商談フェーズ1
- 商談フェーズ2
- 商談フェーズ3
- 商談フェーズ4
- 商談フェーズ5
集計するのはIDなどデータが入っている列であればなんでもかまいませんので「カウント」しましょう。「カウント」は、グループ対象に指定した列のそれぞれの値が何回出現しているかを数えてくれます。
各商談フェーズの中でさらに別の条件(たとえば流入元の列「LEADSOURCE」)ごとの件数を知りたいときには、グループ対象にその列「LEADSOURCE」を追加します。
補足:集計方法はカスタマイズ可能
集計はユニークカウントや合計、最大、最小などが使えます。
たとえば作成日の列があれば、動画のように「条件付きカウント」で「作成日の列が2023年1月1日以降」という条件にすれば「今年作成された商談フェーズ1の件数」が出せます。
担当者の列があれば担当者ごとの最大売上もすぐに出すことができます。
● 列を追加
- 四則演算や関数を使った列を追加する
画面構成
操作の主な流れは以下です。
- 「列の名前」を入力
- 「関数の挿入」で使う関数をダブルクリック
- 「計算式」でサンプルの値を削除
- 「列の挿入」で使いたい列の名前をダブルクリック
- 「適用」で反映を確認
加減乗除の計算
足し算: +
引き算: -
掛け算: *
割り算: /
で、列名や数字を使って計算ができます。
【条件:coalesce】列Aの値をとってくる。列Aが空白だったら列Bの値をとってくる
列を複数指定できます。指定した順に、空白でなければその列の値をとってくる、という動きを繰り返します。
【条件:iff】もし◯◯だったら△△、◯◯でなければ□□する
たとえば、
もし「ステータス」が「受注」だったら「受注金額」、そうでなければ「見込金額」が知りたい
というときにはiff({ステータス} == "受注", {受注金額}, {見込金額})
で実現できます。
※ ==
は見慣れない形ですが、この関数において正しい書き方です。
【条件:not】true/falseを逆にする
システムからtrue/falseの真偽値が入っている列に対して使用すると、true/falseを逆にできます。
【文字:concat】文字列Aの値と文字列Bの値を結合する
姓と名をくっつけて氏名として表示したいときなどに使います。
間に任意の文字を入れることもでき、たとえば空白を入れたいときは " "
を使うと実現できます。
【文字:contains】指定した文字列を含んでいるかを判別
指定した列に指定した文字が含まれていれば true
、含まれていなければ false
を表示します。
【文字:replace】文字を置換する
特定の文字が含まれている場合、その文字を指定した文字列で置き換えることができます。
【文字:trim】先頭と末尾に入っている文字を削除する
たとえばメールアドレスなどで先頭や末尾に空白が入っていて取り除きたい場合に使います。
※見た目には変化がわかりづらいので、動画ではtrim実行後に文字数をカウントしてみています。
【日付:year, month】日付を年や月の部分だけにする
「2023-01-01」を 2023
や 01
だけ取り出すことができます。
● ピボット
- 指定した列の値を新たな列として、他の列の値を集計する
例:任意の担当者ごとの売上を集計する
たとえば、列「担当者」の3人の売上金額を日別に合計したいときは、
列:「日付」
値:「担当者」にある名前
集計列:「金額」
集計方法:「合計」
で実現できます。
※あらかじめ「列を編集」でピボット操作に使う列だけにしておくのがポイントです。
● 並び替え
- 指定した列の昇順もしくは降順でデータを並び替える
指定した列の値の昇順/降順で並び替えができます。
複数指定した場合は、1番上にある並び替えを実施後、その中でさらに2番目の並び替えを実施、、という動きをします。
● グラフ
- ChatGPTによる日本語指示文による簡易的なグラフ作成
グラフ生成
日本語の会話文形式で指示を与えると、内容に則したグラフを生成します。
例:「リードソースを数えて」「売上の平均を教えて」など
うまく生成してくれないときには、縦軸と横軸の指定、グラフの指定などをすると精度が上がります。
例:「◯◯を縦軸、◯◯を横軸にして、◯◯を集計して棒グラフにして」など
グラフ画像のダウンロード
1番左にあるカメラアイコンをクリックすると、PNG形式の画像としてグラフをダウンロードができます。
● SQL編集
- SQLを記述することによる自由なデータ加工
データシートをSQL記述によって直接編集することが可能です。
複数指定した場合は、1番上にある並び替えを実施後、その中でさらに2番目の並び替えを実施、、という動きをします。